トップ  縄文シリーズ 縄文の道造り
                             
                                縄文ハウス落成に向け奮闘

                 ども、ローテク研究所縄文ハウス建設班のナガムラです。もう夏だというのに縄文ハ
                 ウスはまだ完成してません。というのも屋根をふくカヤが足りない。で、カヤが成長
                 するのを待っているのであります。現在、屋根の未完成部分はブルーシートでおおっ
                 てあります。ブルーシートのおかげで室内が明るいので、これはこれで快適なんです
                 が、みんなブルーに見えてしまう。なんかすごい辺境の安〜いスナックに居るみたいな
                 気分なんです。

                 それにしても、建築材料を全て現地調達するというのはなかなか大変。材木・竹・
                 ツル・カヤなど主要な材料は秋から冬に切り出しておかなければならない。じゃないと
                 虫がついていたり養分や水分が多すぎて腐りやすいのです。それから屋根のてっぺん
                 をふく杉の皮は春がむきやすい。これをダンドリよく調達しながら組み立てて行かな
                 いと今回のように作業が中断してしまう。それにストックしておいたカヤの一部が堆
                 肥化してしまって使えなかったことも痛かった。まっ、これは積層マルチにしてジャ
                 ガイモでもつくりましょ。

                 しかし、縄文時代といえば石斧程度の道具しかなかったはばす。よくやったもんだ、
                 つくづく感心しますね。これをローテクと呼ぶのは縄文ピープルに失礼かもしれませ
                 ん。でも究極のローコストではある。土に戻らないものも無い。家とか住居というの
                 は生活スタイルが集約されたものだし、縄文ハウスには森林生活のアイディアが凝縮
                 されているともいえそうです。それをどう取り出して現在の森に展開していくのか、
                 それは今後のお楽しみ。

                 それから落成式に向けて「火おこし」の特訓中です。一応、正調きりもみ式でチャレ
                 ンジ。しかし、両手は血豆だらけ、いまだ成功しておりません。どうも火種をつつむ
                 ワタがしけっているのが問題のようです。でも、たき火をして煙りで燻さないと虫ど
                 もに占拠されてしまう。ライターなら一発点火!。ほんと楽ちん。縄文人が見たらラ
                 イター一個で家一軒ぐらいくれたかもしれないなぁ・・・、なんてね。縄文ハウスの
                 建設はまだまだ続くのでありました。