ガンコ山ツリーハウストップ   縄文道A 縄文ハウス            

            縄文の道を造る  最終回        

                  縄文お子様ランチ
        10月14日、かねての計画通り「縄文山・道づくり」を行った。天気は快晴微風。
        陽射しは少し熱いぐらい。
        9時にガンコ山ツリーハウスを出発。林道を10分ほど登って縄文の道(里道)に入る。
        台風21号の影響で竹の倒木が道をふさいでいる。竹と格闘しながら前進。
        杉林に出ると倒木は少なくなり、散歩気分で歩ける。ちなみに、この縄文の道はなだらかな
        尾根づたいにあるので下りは楽ちん鼻歌気分なのだ。途中、竹藪と杉林が交互に現れる。
        やはり竹藪では倒木を片付けながら進むのでペースが落ちる。
        しかし、よくよく見れば杉林に竹が進入して竹藪になっているところも多い。
        このままだと山全部が竹藪になってしまうのだろうか?。竹の管理と杉の間伐、
        これはもうガンガンやるしかない。

        藪をはらいながら30分ほど進むと少し登りになる。雑木と竹藪で視界はきかないが、
        どうもピーク、即ち「縄文山」のようだ。登りやすそうな樹を探し、ツリークライミングの準備をする。
        夏にも一度下見をしているのだが、その時は視界のきくところに出られず何処が縄文山だか
        解らなかった。で、めぼしい樹に登って確認しようというのが今回のテーマの一つなのだ。

        まず、縄ばしごを作る。そしてツリークライミングで樹に登った。
        約5メートルほど登って枝にとりつく。「おおっ、富山が見える!」ってことは、その下あたり
        にツリーハウスが見えるはずなのだが…、雑木が邪魔で見えない!。

        まっ、そんなこともあろうかと赤い布きれを持参したのだ。付近の竹を切り、その布で旗を作り、
        樹の上に取り付ける。これを後でツリーハウスから確認しようという目論みなのだ。
        ところで縄ばしごの方は散々だった。とにかく登るのが大変。足をかけると、手を支点にして
        前方に蹴り出してしまう。ってことは足にほとんど体重をかけられないから腕力だけでよじ登る
        ことになって、もうヘトヘトなのだ。映画007でヘリコプターから降ろした縄ばしごに横向きに
        とりついて登るシーンがあったはずだが、ああでもしないと宙ぶらりんの縄ばしごは登れないのだ。
        な〜るほど、と納得…している余裕は疲れてない。

       時間もなくなってきたので、先に進む。やはり旗を立てた樹がピークだったのか、
       あとは完全に下るだけ。あっという間に麓の「酪農の里」に到着してしまった。
       例によってミルクで乾杯、「美味い!」。ツリーハウスから下ってくると、片道45分ぐらいの行程か。
       お手軽な散策路という感じ。


      さて、ツリーハウスに戻って、縄文山を見ると…、「あった!」赤い旗がはためいているではないか。
      緑の中の赤い点にすぎないが、自分があそこに登ったのだというシルシを確認して少し感動してしまう。
      その感動を例えるならば、子供のころデパートの食堂でチキンライスの上にはためくお子様ランチの
      旗を見ている気分とでも言えばいいのだろうか…(全然ちがう気もするが)。
      とにかく人類は旗を立てたいものなのだ、潜在的に。そして満足してしまうわけ。

     さて、今後のことだが、二三箇所に杉の倒木があるので、次回はそれを取り除く。
     それで縄文山散策路は開通だ。それから、縄文山の少し手前に枝振りのいいクヌギがあったので、
     それを展望ツリーにする。また、冬になって歩きやすくなったら沢に降りる道も探したい。(N)